扁平足についての解説【2023年版】

目次

扁平足とは?

扁平足(へんぺいそく)とは、土踏まずが無い足のことを言います。

幼児のころは土踏まずのところに脂肪がついており土踏まずが無いのが正常ですが、8歳頃を過ぎても土踏まずが作られないと、扁平足にと言われています。

遺伝もありますが、多く扁平足は生活習慣が原因でな場合があるので、治すことができます。

扁平足の種類①先天性扁平足

乳幼児期から幼少期にかけての成長で、骨格の異常や発育不全、機能障害などが原因となって発症するものを「先天性扁平足」と言います。

先天性とついていますが、生まれつきというわけではありません。

原因としては、土踏まずが形成されるはずの時期に、十分な運動がされていないとなりやすいです。

扁平足の種類②後天性扁平足

一方、成人に達した段階で発症するのが「後天性扁平足」です。

大半は骨折やじん帯損傷、アキレス腱の疲労などが原因で発生します。

その中でも「疲労性」による原因が多く、数日でアーチの形状を失ってしまう「急性扁平足障害」をもたらすこともあるでしょう。

扁平足の原因

扁平足の原因は、ほとんどが生活習慣によるものです。

扁平足の原因①運動不足による筋力の低下

土踏まずのアーチを保つためには、足裏の筋肉が非常に重要な役割を果たします。

運動不足によってこの筋肉が衰えると、足裏のアーチを維持できなくなってしまうのです。

扁平足の原因②足に合わない靴

自分の足に合わない靴を履き続けることも、扁平足の原因になります。

その理由は、歩くときに足の筋肉をうまく使うことができないためです。

そのため、筋肉のバランスが悪くなり、扁平足になりやすくなります。

扁平足の原因③体重の増加

急激な体重の増加は、土踏まずのアーチを支える筋肉に大きな負担を与えることになるでしょう。

体重の増加によって土踏まずを形成しているじん帯が緩み、扁平足になってしまうのです。

扁平足の症状①痛みや疲れ

扁平足になると足に負担がかかりやすくなるので、「歩くときに疲れやすい」「足首や足の裏が痛む」といった症状が出てきます。

扁平足の症状②O脚やX脚になる

扁平足の場合、土踏まずが地面に着いてしまうため内側に重心がかかりやすくなります。

これによって、O脚やX脚になります。

扁平足の予防法①筋肉を鍛える

土踏まずのアーチを支える筋肉を鍛えることで扁平足を改善することができます。

足の指でじゃんけんをするエクササイズや足の指でタオルをたぐりよせるエククササズをやることで、効果的に筋肉を鍛えることができますよ。

扁平足の予防法②インソールやサポーターを利用する

痛みや疲れ、扁平足の悪化を防ぐために靴の中に入れる中敷きのことです。

このインソールを敷くことにより、足の疲労や痛みを改善することができます。

アフロスバランスインソールがオススメです。

女性用や子供用、ヒール用のインソールもあります。

まとめ

扁平足は生活習慣に問題がある場合がほとんどです。

原因となったものを考え、自分で改善できるうちに早めに対処して痛みから解放されましょう。

足底筋膜炎(足裏の痛み)